日立市芸術祭 第一回洋舞フェスティバル
2018年7月29日(日) 開演14:00 開場13:30
日立市民会館 入場無料
プログラムは会場にて500円で販売しております
プログラムの売り上げは全てこの度の西日本豪雨の被災者の方々への義援金とさせて頂く事になりました。寄付だけも受け付けておりますので、よろしくお願い致します。
日立市芸術祭 第一回洋舞フェスティバル
2018年7月29日(日) 開演14:00 開場13:30
日立市民会館 入場無料
プログラムは会場にて500円で販売しております
プログラムの売り上げは全てこの度の西日本豪雨の被災者の方々への義援金とさせて頂く事になりました。寄付だけも受け付けておりますので、よろしくお願い致します。
暑い日が続きますね。
この度の西日本の豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
お知り合いの先生がお住みの地域も甚大な被害を受けました。猛暑の中、復旧に向けて前を向き、汗を流す皆様の姿をメディアで拝見して、気持ちでしか応援できず、もどかしいですが、一日も早く通常の生活ができるようになることをお祈りしています。
私達はこうして大好きなバレエを続けていられる日々に感謝しなくてはなりませんね。
さて、第1回バレエフェスティバル、地元のバレエ教室の合同発表会ですが、プログラムも出来上がり、お衣装も届いて、本番まで残すところあと2週間となりました。
日本の未来を背負う子供達が心から夢中になれるバレエと出会い、仲間と笑い、励まし合い、協力し、時には自分自身との戦いに臨みながら、様々なことを学び素晴らしい未来を作ってくれると信じてます。
すでに多くの卒業生達が世の中を動かしています! みんな自慢の生徒達です。
そして夏休みはそんな卒業生が 先生〜!ってスタジオに顔を出してくれる楽しみがあります。それが私の夏休みなんです(^^)
逸れましたが、第1回洋舞フェスティバル7月29日(日) 日立市民会館にて 14:00開演です。少しでも多くの皆様に足を運んで頂けたら出演者一同幸せです。会場でお待ちしております!
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梅雨入りしましたね。
生徒さんたち湿度の高さに負けず、リハーサル頑張っています。
さて今日は私が余暇に楽しむことの一つ 読書です。本屋さんが好きな方はたくさんいると思いますが、私もその1人です。うろうろと長い時間いて目に止まったタイトルで、こんなタイトルだとおっ!と思わせられるのかと興味が湧きます。
私は映画を観る前に必ず原本を読みます。沢山想像して楽しみに映画館に行くと、期待どうりだったりハズレだったり。ありがたい事に私は自分の表現したい事を作品に活かして発表できる立場にいるので、これはとても勉強になります。
バレエに関する本は自伝をよく読みます。最近出会ったのはオペラ座のアニエス・ルテテュスの自伝。あまりバレエを知らない方には難しい内容かもしれません。しかし彼女の考え方に共感したり驚かされたり、エトワールも同じなんだなって。世界にはたくさんのバレエ団が存在しますが、私はパリオペラ座が大好きです。(バランシンの作品が好きなのでNYCBも大好きです)オペラ座のクラシックバレエのコールドの美しさや著名な振付家たちの作品。一度オペラ座ガルニエ宮にも訪れたことがありますが、こんな素晴らしいところで教育を受けることができたなら、意識が全く違うだろうなと感じました。そこにいる自分が全く違う人間に思えました。
話題を本に戻しますが、オペラ座バレエ学校は超エリート教育ですから、そこからエトワールになるということは本当に凄いことです。アニエスさんはその辺サクッと書いてあるところやはり素材の違いでしょうね。彼女の代表作の椿姫など彼女を少し知ってから作品を観るとまた感動は大きくなります。それからこういった本は、ちょっと行き詰まった時に読むと、自分はまだまだだな。ちょっと思い上がっていたかなと反省しつつまた前に進む事ができます。はい、ですから生徒さんたちはまだまだすべき事がいっぱいありますからね。伸び悩むなんて事はあり得ないのですよ。それは人生半分ぐらいまで(100までいきるとして)来て息切れした時に、感じていい事です!
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今週から4年生が初めてのトウシューズに挑戦です。
やっと上半身がぐにゃぐにゃしなくなってきて、それでも基本はまだまだですが、モチベーションを上げるためにも、少しずつレッスンしていけたら、と思います。トウシューズを履く事によって自分には何が足らないのか気付く事もありますからね。
そんなに簡単にはいきませんよ。つま先で立つだけと踊る事は違いますから。
うちでは、ご挨拶や、スタジオでのマナーを始め、お休みした生徒さんに聞いていない注意や、進んだ振付は、先輩達が教えてあげる事になっています。ですので当然トウシューズの履き方も上級生に教わりました。教え、伝えるためには正確な情報と相手が理解できる伝え方を工夫しなくてはいけません。お写真はトウシューズの履き方を教えているものですが、彼女達は一学年しか違いません。ですが私から教わった事と経験から学んだことをとても上手に教えています。
このように面倒をみたり協力し合ったりは作品に活きてきます。発表会間際には怒鳴ったりする必要は全くありません。後は表現に力を入れるだけです。よくリハーサルであまり注意しないね。とゲストに言われますが、準備は彼女達がバレエを始めた時から始まっていますから、間際は落ち着いて舞台に向かって欲しいのです。次の舞台まであと2ヶ月です。今回は少し難しい課題に挑戦しています。皆さん応援よろしくお願いします!
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5月だというのに真夏のような日が続いていますね。教室が蒸し風呂状態になる前に発表会の振り付けを済ませないとと焦るこの頃です。
ブログ、間が空いてしまいましたが、横浜コンクール無事に終わりました。
久しぶりのコンクールは皆さんレベルが高く驚きました。うちの4人は残念ながら認めては頂けませんでしたが、 それぞれの小さな目標は一応達成かな。なぜなら今の彼女達はより一層輝いているから。これですよ。私が大好きな瞬間。舞台が終わった後の次に向かう姿勢。もっとバレエが好きになった姿が目に取れること。そうそうバレエの道は果てしなく続きますよ。課題は山積み!
コンクールで見かけた、素晴らしい生徒さんたち。ぜひ燃え尽きることなく日本のバレエを長く盛り上げていって頂きたい。
コンクールでオーロラ姫を10回踊る事も大切ですが、物語りの中で10回踊って欲しい! 人生のあらゆる経験を糧に、いろいろな役に挑戦していって欲しいな。
なーんて、将来日本でもっとバレリーナが職業として認められるようになる事を夢みながらコツコツと教えに向かう日々です!
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年度末の忙しさで、ゆっくり桜を楽しむ暇なく、気がつけば葉桜になっていました。
お教室でも学年が上がり4月から新クラスでスタートしました。
毎年この時期、進級した生徒さんは常に緊張した面持ちで、いつも以上にグッタリという感じです。しかしひとつお姉さんになった生徒さんたちはドヤ顔で、偉そうに下級生に指導したり(笑)
私達大人には早すぎる一年でも成長期の子供たちにとっては大きな一年で、発表会やコンクール、お友達との新たな出会いやお別れ、いろいろ経験して脱皮してゆく感じです。
バレリーナヨガクラスも、体験レッスンにはたくさんの方々に参加して頂き、
楽しくスタートすることができました!
世の中に益々強く美しい女性が増えていきますように!
今日は気持ち新たにスタートするために、
おすすめのレッスンウェアのサイトをご紹介します!
★NON POSSO HO DANZA
子供用の可愛いレオタードも来ましたよ(^^) ご希望があればオーダーしますのでお申し出ください。http://www.nonpossohodanza.it
★eleve dance wear
好きな生地でオーダーできます!
着心地もいいです。
英語は苦手だし、不安という方は言ってください。
http://www.elevedancewear.com/
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小さなバレリーナのためのおさらい会、無事に終わりました!小さな子供たちは一人一人本当に素晴らしい可能性を持っていて輝いてますね。大半が初舞台でしたが、今自分がどうすべきなのかちゃんと理解していて、みんなしっかり踊っていました。気を張りすぎて疲れたんじゃないかな。良い思い出になってくれたら嬉しいなぁ。
いつもおさらい会は高等科のお姉さん達がお手伝いしてくれるのですが、彼女達もまたこんな幼い時があったのに、今まで先輩のお姉さん達にお世話になった事や私に散々言われて来た事を、いつのまにかちゃんと伝えられるようになっていて、嬉しく思いました。
そして、おさらい会の後、幼稚園の頃から13年以上私の元でバレエをお勉強してきた3人が、高校を卒業してそれぞれの夢に向かって新たな出発をするお祝いをしました。私と手を繋いでスキップをしていたのがついこの間だったようなのに。頑張って夢を叶えて!と口では言えましたが本音は寂しいです。
今日は今まで何百人もの生徒さんと出会い、そして見送って来た教師としての日々を振り返り、悩みの多い日々ではあるけれど、素晴らしい役目を人生に頂いたと感謝の気持ちになりました。
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才能は魂に宿るのか肉体に宿るのか。
これには答えが見つからない。もしかしたらこの問い自体、天才的だと言われる一握りの人達に対してだけのものかも知れません。
素晴らしい容姿を持ってしても、それを生かせるセンスがなければ、ただの物体でしかなく、さらに言葉なしに音楽や役柄、物語を伝えられる感性も必要。となるとやはり才能は芸術的な魂か。いや、実際に目に見えて動く肉体こそ美しくしなやかで強靭でなくては表現は不可能。思い通りに動かせる肉体でなければならないし、白鳥には白く長い首や羽を表現する美しいアームス、しなった脚のラインが必要なのです。そのような肉体が才能なのか。
あーわからない! 結局のところ観る側の感性によるのかしら。共感できればいいのかしら。観る側は完璧を求めてしまう。そんなに簡単に羽生くんにはなれないよ。
では90%の普通の人達はどうする? 答えはバレエを好きな気持ちと、常に満足せず妥協せず理想を追い求める貪欲さ。自分を信じる気持ち。そしてそれらが肉体と魂を磨き、それぞれの芸術となる。が、この道のりは長く厳しい。子供には難しい話でしょ?だから教師と家族の助けが必要。幼い頃はしっかりと導きがないと遠回りする事になってしまうから。そんな感じで毎日答えを追い求めながら、最後にバレエを続けてきて良かったと思えるようにしてあげたくて、今日も気合いを入れて稽古場に向かうのです(^^)
私たちを襲った7年前の東日本大震災、まさにその直後にルーマニア、クルージュという街で、国立バレエ学校との交流公演が予定されていました。ライフラインが復旧して間も無く、余震に怯えながら、出発できるかどうかわからない状況で、リハーサルを続けました。生徒さんたちも悩みましたが、結局全員、お母様達も含め30名近くを率いて日本を離れることにしました。
ルーマニアはまだチャウシェスク政権の名残か人々の生活は質素で、利用されていない広大な土地と場違いのようなチャウシェスク宮殿だけが強く印象に残りました。近年犯罪が多発しているルーマニアではありますが、私達の人々への印象は、優しく素朴で思いやりに溢れていました。震災直後にもかかわらず日本人は約束を必ず守る人達だと地元メディアからも取材を受け、バレエ学校の生徒さんが一人ずつにお花を一輪ずつ手渡してくれ、ルーマニアの民族音楽を演奏して歓迎してくれました。
数日バレエ学校にて授業を受けさせてもらい、午後は公演に向けてリハーサルを行い、オペラ劇場にて本番を迎えました。私達はクラシック作品をいくつかと、生の詩吟に合わせて振付をした作品を持っていきました。古い劇場ならではのハプニングもありましたが、お客様の暖かかさにも感動しました。初めての海外公演で、ブラボーを受けた小学生たちは感動のあまり泣いていました。そしてその小学生だった生徒達は7年経った今現在海外でバレリーナとしての出発点に立っております。彼女達が地元の子達と身振り手振りと覚えたルーマニア語で楽しそうに会話をしていた姿が忘れられません。
またこんな素敵な機会があれば是非多くの生徒さんに経験させてあげたいと心から思います。