2019年バレエフェスティバル、沢山の方々に支えられて無事終えることができました。ありがとうございます。
季節は少しずつ秋の訪れを感じるようになり、生徒さん達はすでに次の目標に向かってスタートしました。
本当にバレエは美しく、華やかで、例え短い時間の中でもそれぞれの人生を、ドラマ化した様な踊りを披露する、贅沢な空間を作り出すことができる。ましては日頃、長い時間、それこそ10年、20年と成長を見続けている教師にとっては、舞台袖の緊張感から、スイッチを入れて笑顔でステージに飛び出していく様は毎回感動で、泣けてしまいます。そして今、大人になって一人で舞台に立つあの子はちょっと前までスキップぐらいしかできないほんの5歳か6歳の少女だった。私は彼女達にバレエを教えているつもりでいたけど、バレエを教わっていたのは私自身だったのかもしれない。
いつかは何らかの形で離れていく彼女達、
別れの時はいつだって辛い。涙をこらえながらまた笑顔でスキップする可愛い子達を繰り返し受け入れていく。いったいこれをいくつまで続けていけるのだろうか。なんて考えてしまう事もしばしば。
いつでも受けいれる準備ができている子供達に全力で教えてあげる事ができないのであれば、私はここにいる意味がなくなるのだろう。だからこそ一生勉強ですな。