台風一過で10月とは思えない暖かさですが、キンモクセイの香りがどこからともなく漂ってきて、季節の変わり目を感じます。
さて、今日はレッスンの回数についてお話ししたいと思います。
結論からいうと多い方がいいです。
ただし、しっかりとoffは作らないとダメです。海外のバレエ学校では毎日かけて学んでいくものを週一で、しかも体調を崩してお休みすると月3回。バレエのレッスンは個人レッスンではないので、内容を進めていくと明らかによく理解できてない部分ができて、差がでてしまう。とは言えバレエが全てではない方がほとんどですから、強制はできないし、せっかく入門して頂いても、バレエを習っていたというより、体験した事がある。で終わってしまうことを残念に思うのが本音です。何年生になったからトウシューズを履くとか、一人で踊れるようになるとか、ではなく基本が出来上がってきたら可能なのです。ですから教師は毎回のレッスン、気を抜くことができないのです。数少ないレッスンの中で沢山の事を教えていかなくてはならないからです。そして遅刻は厳禁です。忙しいスケジュールの中でも、少し早く稽古場に入り気持ちをバレエに向かわせる。時間の使い方の上手な方々はこういった切り替えができているのではないでしょうか。
バーレッスンのプリエ、タンデュ、ロンドジャンブ、これが全ての動きの最も重要な要素なので、これらの学習なしに、いきなり来てグランバットマン、あり得ません!
習い事をするのにはある程度の覚悟が必要だということなのです。
時の流れはあっという間ですから無駄にはしたくないですよね。 別にバレリーナになろうと思っているわけではないから。。ですか? いいえ、例えバレリーナを目指していなくても、子供達が広い意味で心身共に健康で成長するために、しっかりと考えなくてはならない大切なことです。
こんな事書いてしまったら、生徒さん減ってしまうかしら。でもね、私はこれが全てで生きて来て、今まで40数年間かけて経験して来た事学んで来た事を全て私の生徒に渡したいわけですからこのくらい思って当然ですよね(^^)
今日はこの辺で。ワガノワバレエアカデミーの二年生のレッスンをぜひご覧ください。
https://youtu.be/w88w5SC7Co8
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